富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「節分還暦」

2020/02/03

身延山久遠寺の節分会法要には毎年出座をしております。丁度小衲の誕生日に当たりで毎年お祖師さまに報恩感謝をしております。そして、今回はめでたくも還暦となる正日で参加をいたします。なにはともあれ深く深く感謝感謝の気持ちでいっぱいです。暦の上では節分までは前の年の暦に当てはまるので亥年となります。僧侶になる前とくに子供のころは「ねずみ年」だとずっと思っていましたが・・・。

節分は立春前日にあたり、この日が寒中最終日で豆まきをします
神社仏閣では「鬼は外(邪を払い)、福は内(幸せを呼び込む)」
大きな声を出して厄払いを行うようになりました。

節分には豆をまきますが、これは中国の習俗が伝わったものとされています。豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということです。

豆まきは一般的に、一家の主人あるいは「年男」(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされていますが、家庭によっては家族全員で、というところも多いようです。家族は自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。

日蓮宗では「福は内 福は内 福はうちーっ」と叫ぶのが多いかと思います。何故かというと鬼子母神さまがいらっしゃるからです。当山の星祭りでも福は内3回叫んでから福まきします。日蓮聖人のお膝元でお経をお上げ出座出来ることは迚も悦ばしいことです
南無三

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop