2020/05/17
<strong></strong><div><img title="" alt="" src="http://img01.i-ra.jp/usr/z/e/m/zemony/IMG_3340.JPG">
この地に遷座４年が経ちました
遷座とは本尊等々法華経守護の諸天善神さまの引越のこと
ここで生活させて戴いて景色よく見通しの佳いのは云うまでもありません
ここで生活させて戴いて冨士山を頂きありがたい環境です
その分風当たりが強くて大変なことも何度かあります
一番は洗濯物が風で飛ばされる事です
最初の頃はほぼ毎日飛ばされ悔しい思いを何度もしました
夏場に窓開けておくと砂埃が吹き付ける事も解りました</div><div>他にも風の種類は豊富です
<span style="color:#ff0000">日蓮聖人曰わく
八つのかぜにをかされぬを賢人と申すなり
『四条金吾殿御返事』／
建治三年（１２７７）聖寿五十六歳</span>
人の心を動揺させるものに利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽の八つがあります
それを風に譬えられています
どのような風が吹いても平常心を保てる人間のことを賢人と呼ぶとされます
ですから賢人とは
どんな時も人として謹み深く
他者を敬うことのできる美しい心の持ち主のことです
諸天善神はこのような人の心に住まわれ
その人を守護し正しく導いて下さるのです
向かい風もあれは追い風もあります
さまざまな風のまえでいちいち動揺してはいけません
色んな風に吹かれて前に進むのです
向え風もへこたれてはいけません
常に平常を保つことです
それには工夫も必要です
我が家の物干しには重しを付けて少々の風にはビクともしなくなりました
これも経験を積んだお陰です
人生には色んな風が舞い込みます
まずは八正道の正見を磨くことですね
http://www.houtenji.or.jp/
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