富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「御遺文」

2020/05/21

<img title="" alt="" src="http://img01.i-ra.jp/usr/z/e/m/zemony/IMG_5856.jpg"華笹信尼御前御返事今朝はここ読みました

日蓮聖人御遺文・新尼御前御返事拝読いたしました

文永12年 聖人54歳時
あまのり一ふくろ送りたびおわんぬ。

から始まる千葉東条の新尼さんに宛てたお手紙
海苔を戴いたお礼を云い
身延山の地理的説明をします

春の花は夏にさき秋の菓は冬になる、たまたま見るものは・やまがつがたき木をひろうすがた時時とぶらう人は昔なれし同朋なり、彼の商山の四皓が世を脱れし心ち竹林の七賢が跡を隠せし山もかくやありけむ、峯に上つて・わかめやをいたると見候へば・さにてはなくして・わらびのみ並び立ちたり、谷に下つてあまのりや・をいたると尋ぬれば、あやまりてや・みるらん・せりのみしげり・ふしたり、古郷の事はるかに思いわすれて候いつるに・今此のあまのりを見候いてよしなき心をもひいでて・うくつらし、かたうみいちかはこみなとの磯の・ほとりにて昔見しあまのりなり、色形あぢわひもかはらず、など我が父母かはらせ給いけんと・かたちがへなる・うらめしさ・なみだをさへがたし。

さらに自然環境の厳しさにも触れ故郷を懐かしみます
このあとはご本尊を授けた大意を述べ
さらに「立正安国論」に基づいた教え要点を熟々書き伝えます
また天照大神と八幡大菩薩を日本の守護神と仰ぎ
法華経をしっかり持ち続けなさいと言い終えます

日蓮聖人の言葉には真実がつまっています
余分なことは全くなくて総て法華経ひと筋
ありがたや南無三
http://www.houtenji.or.jp/

 

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop