命をみつめる

2021/04/20

以前、某新聞に、家族がいても「無葬」とあった。自分の葬儀は「直葬」でいいかの質問に、団塊世代は半数を超えている。若くなると徐々に増してゆく傾向にあるこれでいいのだろうか。
 葬式は「命」を見つめ再認識する場面でもあり、其処に居合わせた者の縁結びの場でもある。自分が死んだら出来るでけ簡単に葬儀を済ませて「骨」はどうにでもしてくれ、という風潮が高まっているが、おかしな時代になってしまったものだ。
 「夕焼け小焼け」という童謡がある。夕焼けを見て仏さまの世界とダブらせて「お手々つないでみな帰ろ カラスも一緒に帰りましょ」日本人ならではの情緒あふれた歌です。
 帰るべきところ、家であったり、仏さま・先祖の元であったりする。つまり其処はお墓
でしょう。帰るべき処へ返してやるのに簡単な方法はあり得ない。命の最期を見せてやるのが親の勤めでもあると思う。仏さまに命をお返しするのだからそんなに簡単にしては失礼極まりない。今一度見直す時期に来ているのではないかと思う。
 当山では彌勒の丘・納骨堂・永代供養塔をもってお帰り頂く素晴らしいお墓のご用意があります。是非お求め下さい。

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop