法華経二十八品

2021/12/16

法華宗の経典は、「妙法蓮華経」であり略して「法華経」と言われております。
 「法華経」は、二十八品によって構成されており、昔は八つの巻き物に別けて「法華経」が書かれていた為に、「八ノ巻」とも呼ばれていました。この「法華経」に書かれている御経は全て白文(漢字だけで書かれた漢文)であり、その漢字の数はなんと六万九千三百八十四文字もあるのであります。
 普段拝読する「法華経」の経典には真読と訓読があり、真読とは元々の漢字だけで書かれた白文の経文であり、訓読とは漢字かな交わりで書かれた白文の書き下し文の経文であります。
 「法華経」前半の十四品の迹門では、法華経までの釈尊が説法した経典の総まとめ的法理であり、方便品を中心に諸法実相の妙理を示されています。後半の十四品の本門では、釈尊が法理を悟り得たのは実は久遠と云う昔から生まれ変わり死に変わり修行して悟った事を示し、久遠本佛の立場を初めて明かされ仏教の真髄は法華経であり、過去現在未来において、肉体は滅しても魂は永遠に滅せず生き続ける事を如来寿量品を中心に示されています。
 「法華経」は迹門より本門が、その中でも八品が、そして如来寿量品が一番大切な経典であります。

妙法蓮華経
   序品第一 
   方便品第二 
   譬喩品第三 
   信解品第四 
   薬草喩品第五 
   授記品第六 
   化城喩品第七 
   五百弟子受記品第八 
   授学無学人記品第九 
   法師品第十 
   見宝塔品第十一 
   堤婆達多品第十二 
   勧持品第十三 
   安楽行品第十四 
   従地涌出品第十五 
   如来寿量品第十六 
   分別功徳品第十七 
   随喜功徳品第十八 
   法師功徳品第十九 
   常不軽菩薩品第二十 
   如来神力品第二十一 
   嘱累品第二十二 
   薬王菩薩本事品第二十三 
   妙音菩薩品第二十四 
   観世音菩薩普門品第二十五 
   陀羅尼品第二十六 
   妙荘厳王本事品第二十七 
   普賢菩薩勧発品第二十八 

生きるための素晴らしいお経が総て備わっています。

当山では「納骨堂・永代供養塔」新しいお墓です。冷暖房も効いてとても清潔で法華経が沢山上がります。是非お立ち寄りください。

 

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