釈尊降誕会(花祭り)

2022/04/06

花まつり(釈尊降誕会)は、お釈迦さまの誕生を祝う大切な仏教行事です。

皆さまでお寺にお参りし、私たち一人ひとりの「いのち」の尊さを思いながら、また子どもたちがお釈迦さまのように健やかに成長する事を願いながら、 一緒にお釈迦さまの誕生をお祝いしましょう。

1.枯れ木に花を咲かせましょう!

「花まつり」という呼び方は大正時代から始まりました。

お釈迦さまがお生まれになったルンビニの花園にちなみ、また昔話しの「花咲爺さん」が枯れ木に花を咲かせたように、お釈迦さまの教えが世の中に救いの花を咲かせたいとの思いから名付けられました。

2.誕生仏に甘茶をそそぎましょう!

お釈迦さまは生まれてすぐに、天・地を指してお立ちになり、東・西・南・北に7歩すすみ、「天上天下 唯我独尊」(この世のすべての生きとし生けるものすべてにやどる生命は一つひとつが等しく尊い)と言われたと伝えられています。

お釈迦さまの誕生を祝い、龍の神さまが甘露の雨を降らせたとか、九つの頭を持つ龍王が天から清らかな水をそそいで産湯をつかわせたという伝説もあります。

3.仏種を育み、花を咲かせましょう!

私たちは皆、「仏子」=仏の子なのです。

私たちはすでにお題目という仏となる種(仏種)を頂き、み仏とご縁が結ばれていますが、全ての人々がお題目と結縁し、世界中に妙法蓮華の花を咲かせることができたらどんなに素晴らしいことでしょう。

日蓮聖人は『立正安国論』に「三界は皆仏国なり」と仰せになり、私たちの住むこの世界こそ、実はみ仏の国土であることを明らかにされました。

「天上天下 唯我独尊」の句は「三界皆苦 我当度之」と続き、私たちが生きるこの苦しみの世界をみ仏が救うと申されました。

弥勒の丘法典寺には甘茶を用意して仏さまをご供養いたします。お帰りには甘茶プレゼントいたします。

 

 

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日蓮宗 妙栄山 法典寺
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