開三顕一

2022/05/21

◇ 薬草喩品第五

 釈尊は迦葉に向かい、「長者窮子」の領解をほめます。釈尊は四大声聞の信解に誤りはないことを証明し、重ねて「三草二木」の譬えをもって「開三顕一」を説きます。

仏の平等の慈悲は一味の雨と同じであり、すべての者に同じく降らすものであるが、大・中・小の薬草(三草)、大樹・小樹(二木)の力量に違いがあるように、衆生の機根に応じて得益が相違したことを説きます。

釈尊の教化は平等であり、すべての衆生も菩薩道を修行すれば悉く成仏すると化導されたのです。

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