そう陀羅尼

2022/10/01

妙法蓮華経陀羅尼品第二十六
 主人公の薬王さんが仏さんに言います。
『世尊よ われ今 法華経を説く法師に陀羅尼の呪を与えて 彼らを法難から守護致しましょう』。『あに・まに・まね・ままね・・・・』と唱えると仏さまは『偉い、薬王さん、法師の為に陀羅尼を説くことは、多くの人に利益を与えることになる』と賞めます。
ところが陀羅尼を認めないで法師を悩ますものは頭が破れて七分となることを示します。法華経を受持するものは守護するが、邪魔をするものには天罰が下ることを説いています。
 いずれにしても我々はよく陀羅尼を呪して自行をします。修行では鬼子母神さまに陀羅尼を吹き込みます。この功徳を檀信徒(説法者・法師)の諸々にお返しするのです。『この陀羅尼品を説きたもう時、六万八千人無生法忍を得たり』。ご覧の通りとても素晴らしいお経なのです。

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