卒塔婆供養

2022/10/21


お釈迦様が亡くなって御遺骨を葬った時、その上に塔を造ったのがお塔婆のはじまりで、時代を経て、今日お墓に建てる板塔婆になったのであります。お塔婆は宇宙万物の根源である空、風火、水、地の五輪をあらわすと同時に仏様のお姿を象徴して居ります。また、お塔婆に施主の名を書き表すのは「おかげ様で私たちも無事に暮らして居ります。どうかあなたも仏の境涯に安住してください」と、亡き人に寄せる感謝と願いの心持ちをあらわすためであります。この施主のまごころは遠いご先祖にも喜ばれ、また施主自身の罪障を消滅し、福徳を招くもとになるのであります。故人の冥福を祈り、その追善供養の為に建てるお塔婆ですから、年忌法要の時や祥月命日等お寺では随時承って居ります。形の大小にとらわれず、まごころをもってお塔婆を建て功徳を積むようにしましょう。

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日蓮宗 妙栄山 法典寺
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