富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔の納め方

2019/03/19

先の日曜日、納骨堂納骨壇の開眼供養をして納骨をいたしました。先ずは市内在住Hさんの元々ある墓地に行き、墓じまい閉眼供養をいたしました。午前8時40分に当山を車ででるとお約束の9時に3分前に到着しました。石屋さんと施主のHさんとご挨拶して、用意するように伝えておいた塩、洗米、清酒を並べます。お線香に着火するも此処では最終になるので、一生懸命に火を付けているように映りました。

先ずは読経を懇ろに上げます。お経の途中で清酒、塩、洗米をまき散らして清めます。さらに木剣にて納めの祈祷をして祈願回向をして終えました。お骨を取りだすと両親と叔母さんの分は解ったようですが、後のはハッキリと確認を取れないほど骨瓶に書かれた文字が消えていました。その他土葬だった骨を砕いて入れた瓶や、土だけ入っている瓶もあり、昭和中期までのお骨の動きが垣間見られるような感じがしました。

その後当山にお骨を持ち込みます。両親以外の五体のお骨は布に入れて永代供養塔に納めます。両親のお骨は先ずは納骨堂の御本尊に安置して読経をしいたします。お施主ら遺族は焼香に出てもらい、ご回向を致します。堂内本尊と外の永代供養塔とは構造上綱がつているので、永代供養と納骨壇に納める霊位の回向は同時にすることが可能です。

最後に納骨壇(お墓)の開眼供養です。魂入れの読経なので此処でも火打ち石で清めさらに木剣で入魂をいたしました。天候にも恵まれ佳い日となりました。施主Hさんも歓んで寺を後にしました。おつかれさまでした。恐々謹言

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