富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔、実際もってみると

2019/03/23

彌勒の丘、法典寺の納骨堂納骨壇、永代供養塔の契約をして檀信徒となったSさんがいます。Sさんはご主人が亡くなられて葬儀は済ませてしばらくの間ご遺骨を我が家の手元において置きました。なるべく一緒にいたかったのでしょうか。大分時間経過して当山彌勒堂の建設竣工を待ってようやく気持ちが動きだしたのでしょう。先ずはSさんお一人で見学に来て色々と情報を持ち帰りました。しばらく間が空きましたが、次には知人を連れて来ました。知人も「これなら安心できる」と云っておられ、清潔感があってこれからの墓としては最高ですねと誉めて戴いた。三回目は子供を連れて来て決めに来ました。棚になっている壇の位置も決めて帰られました。今から二週間ほど前にご主人の法要を当山御法前にて執り行いました。その後まずは墓所(納骨壇)の開眼・魂いれの供養をしてその後に厳かに納骨を致しました。Sさん本人も歓喜充満しておられました。

その後ほぼ毎日お墓参りに来ています。本当に愛していたんですね。この情景を覧てなるほど頷けることが解りました。お骨であっても常に一緒に居たかったこと、いい夫婦だったことが言葉なくしてよく解りました。まわりの世間体だけを気にしている人々が多い中、本当の愛情を見せてもらった気がしました。

富士富士宮地区で葬儀をすると、その日のうちに墓地へ埋葬するパターンが一般的でしたが、当山では49日までは遺骨を自宅で奉ることを推奨しています。焼いたらポイでは可哀想ですよ。少しでもSさんのような気持ちがあれば出来ないと思います。恐々謹言

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日蓮宗 妙栄山 法典寺
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