富士富士宮で納骨堂・永代供養塔「都会とは違うやり方」

2019/04/08

ある雑誌に「合同墓、建設で目指す・築地本願寺の新しい布教伝道のあり方」浄土真宗本願寺派である築地本願寺が、関東での布教伝道の中心的存在といえるそのお寺に昨年11月「合同墓」と銘打たれた納骨堂が完成した。地下に253平方メートルの遺骨保管スペースを作り、そのうち個別保管区域に約2万4千件、合同区画に同じく2万4千件の遺骨を収納できる、大規模な納骨堂を作った。とある。全国に寺院数10,182、所属する僧侶らは16,670人と間違いなく日本を代表する巨大仏教教団である。

これに関して本願寺宗務長曰く、教勢が強いのは京都を中心とした西日本で、東日本では寺院数も門信徒も多くないので、もっと教団の勢いを強くするには、どのような取り組みをすべきのなか。そのための「都市開教」するために、東京や横浜などの都市部で、一般の民家やアパートなどの中に「布教所」を設置したという。そこで、首都圏を中心としてできる事のひとつとして、個人個人の方々に築地本願寺と縁を結んでもらう。その為の手段として、境内に新しい納骨堂「合同墓」を作った云々とある。

当山法典寺も規模こそ違うが、個人個人を如何に救うかを課題にあげ、出来上がったのが彌勒の丘、納骨堂と永代供養塔(合同墓)である。属している日蓮宗は5,146ヶ寺、8,015人の僧侶で組織されており、対比すると寺院数も教師数も約半分になる。教団、宗派こそ違うが、どの宗派も抱えている課題は同じである。如何に現代に溶け込むか、寺院が待っている時代は終えている。寺院僧侶が自ら足を運ばないと個人は救えない。

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