富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「散骨はやめましょう」

2019/05/21

読んで字の如く骨を散らす
散骨とは最近流行始めたと思っている輩も多いと思うかもしれないが
これは大昔からあって万葉集あたりにもでてくる
言葉は「蒔く」「散りぬる」とある
淳和天皇786~840は遺言のなかに
「霊魂は天に帰っても、体が地に残ると鬼物が憑いて祟りを成すので骨はくだいて山仲に散らせ」と示して散骨されたという
親鸞さんも
「閉眼せば、賀茂川にいれて魚にあたうべし」という故事があるが
実際には火葬されて納骨してあるとのこと
この発想はチベットの鳥葬に通ずるものもある

ただしこの散骨最近やっことのある人の声を聞くに
後の後悔の念もあるように云う
船で沖まで出てゆき寂しく蒔いたらしいが
たとえ本人が望んでもやらない方がいいと思う
親鸞さんのお弟子がそうしたように
舎利はとっておいて供養するのが一番だとお釈迦様も仰せでござる
散骨だけはやめましょう

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