富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「秋彼岸入り」

2019/09/20

<img src="http://img01.i-ra.jp/usr/z/e/m/zemony/DSC02966.JPG" alt="" title="">

『彼岸』
彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん・娑婆世界)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という。
「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。また、この期間に行われる仏事のこと。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もある。俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目、六波羅蜜を1日に1つずつ修めるためとされている。
1持戒、2布施、3忍辱、4精進、5知恵、6禅定
1持戒がまた難しい、戒は五つある
1生命を奪い取ってはならぬ 2泥棒 3嘘つき 4みだらな行為 5飲酒
1は毎日頂く食事で既に破られる事となる。味噌汁の出汁からはじまり肉魚等々である。
のこりの2345は止める事はできる。1が一番難しい。ゆえに手を合わせてお題目唱え「頂きます」と「ご馳走さまでした」と生き物に詫びながら感謝して生かせてもらう。夏の蚊やゴキブリなどの虫だって命はあり、草木にしたって草には草の命はあるはず。常にお題目を唱えて謝るのです。お題目には「あなた(以上のもの)を頂きます」お許し下さいってのが詰まっているのです。
仏さまの教えには「娑婆即寂光」「煩悩即菩提」と云いこの世(娑婆)に居ながら仏の世界を得る事を言う。彼岸だから先祖の供養をしたり六波羅蜜の行をすればいいのではなく、これらの事は常にしておかなければならない重要な事である。彼岸の1週間肩肘はって一所懸命修行するのではなく、毎日を力抜いてなるようになるよう精進して下さい。
此岸があるから彼岸があるように、向こうの岸に泳いで渡るんじゃなくて、今いる此方の岸を仏の世界にするようにすればいいんですよ。仏さまはきっとそう望んでいます。
<a href="http://www.houtenji.or.jp/" target="_blank">娑婆=仏国土</a>

お墓参りは当山へ

新しいカタチのお墓がお待ちしています
    

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop