富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「譬喩品」

2019/11/01

妙法蓮華経譬喩品第三

「譬喩品」ひゆほん。ここでは家宅の譬がとかれます。ある処の富豪の長者が子供達と遊んでいました。とても大きな屋敷でしたが火事にみまわれました。長者は直ぐに家を離れましたが、子供たちは燃えさかる家の中で遊び戯れています。長者が早く出て逃げなさいと言っても子供達は聞く耳をもちません。そこで一計を案じて「子供たちよ、家の外には、羊や鹿や牛の車などの楽しい乗り物が置いてるから、外に出て遊びなさい」といいました。子供たちはその言葉につられて、無事に燃えさかる火宅から脱出することができました。

羊、鹿、牛の乗り物は声聞、縁覚、菩薩の三乗の教えに譬えられます。今で言えばスーパーカーに置き換えるものと思われます。凡夫を救うには手間がかかるという事ですが、これが衆生救済、法華経の真髄なんでしょうね。

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