富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「化城喩品第七」

2019/11/07

妙法蓮華経化城喩品第七 けじょうゆほん
 法華七譬のなかでは四番目化城(けじよう)の譬です。ある隊商が宝島(珍宝の処)に向かって旅をします。約三千七百㎞にわたる恐ろしい道なき森や砂漠を通過しなければなりません。疲労と緊張で困り果てた一行の道案内は「これでは目的地に着けない」と考えて、少し進むと神通力によって都城を作りました。
「皆さん、もう少し行けば大きな町があり、そこで休みましょう」 彼らの疲労が回復したのを見て城を消しました。
「宝島はもう近い、今の城は神通力で作りだしたのです」そう語って目的地に進めたという譬えの一説。道案内は仏陀ほとけさま。隊商は比丘(坊さんたち)に、化城は声聞・縁覚の境地なのだと云う事です。大乗のさとりへの道が長くて遠い事も含まれています。 ありがたいじゃありませんか。

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop