故人に冥福を祈り、故人と対話することで、
悲しみを癒し、故人との関係を心の支えにすることができるのが、供養です。
また、供養の場を通して接した家族・親戚、知人など、人との繋がりを、再認識し、その絆を深めることができます。
法典寺では、「先祖供養」「水子供養」「施餓鬼供養」のご相談を承っております。
先祖供養とは、両親、祖父母など、身近なご先祖様はもちろん、自分達が会ったことのない遠いご先祖様に至るまでの全てのご先祖様に対し現世に生きるその子孫として報恩感謝の気持ち・成仏を祈る真心を伝えるために供養する事をいいます。
今日私達が生きていけるのはご先祖様のおかげで、ご先祖様のどなたか一人が欠けても現在の自分は存在する事ができません。
そんなご先祖様に感謝する行為、それが先祖供養です。
お彼岸やお盆にお参りをする事はもちろん、ご供養を志すタイミングに“いつが悪い”ということはありません。先祖供養をご希望の方は当寺院で読経供養、塔婆供養をいたします。
水子とは中絶や流産、早産や死産などで胎児のまま生命を終えた子どもの事です。
母体に宿った小さな「いのち」がこの世で産声をあげることなく絶えてしまうことは大変残念であり、哀しいことです。しかし、水子さまのためには、私達はその現実を悲しむばかりではなくこれから先、未来の幸せを目指さなくてはいけません。
水子さまを想い、泣き、悲しむばかりの親の姿を見ていては、水子さまに真の成仏が迎えらません。本当に水子さまを想うのであれば、自らが明るく元気に生活し、ゆとりある慈しみの心で供養することが大切です。
お参りされる、そのお気持ちだけでも、子供たちにとっての御供養となります。きっと清清しい気持ちで、この上ない供養になることと思います。
自分の都合で生まなかったことがうしろめたい。
生んであげられなかった赤ちゃんになにかしてあげたい。
若い頃は気にしてなかったけど今になって心に引っかかる。
施餓鬼とは、その言葉の通り"餓鬼に施す"という意味を持ちます。餓鬼とは六道(天上道、修羅道、人間道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のうち、餓鬼道に落ちて苦しんでいる亡者のことを言います。
餓鬼が口にしようとするものは炎と化して、何一つ食べることができず、飢えの苦しみに際限がありません。そして、自分の力ではこの苦しみから脱することができない餓鬼に、食べ物を施そうというのが施餓鬼供養です。
実際は、食べること(他の"命"を頂くこと)で自己の命を繋いでいる「自分の罪深さ」や「食べ物に対する感謝」を自覚するための供養となります。思うようにいかない事は、施餓鬼供養をすることから明るい方向へ導かれることがあります。随時ご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
法典寺では、室内墓地分譲をしております。
詳しくは直接ご相談ください。
お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。
日蓮宗 妙栄山 法典寺
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