富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「法華経3」

2020/07/07

二乗作仏とは          しょうもん えんがく
法華経以前のお経には二乗である声聞と縁覚は仏になることは出来ないとされていましたが
ここにきて許されます
簡単に言うと
声聞は仏の声が聞こえる人
縁覚は覚る(仏に)縁のある人
二乗を脱皮して菩薩行を積めば迹門においては有り難くも成仏出来る事となります

ここで菩薩さんの為に唯一の仏になる教えを説きます
   かいじごにゅう
それが「開示悟入」の説法です
暗闇の中の者に戸を開けてみ仏の明るい智慧の光を見せてやり「開」
そして本当に明るい気分になって自ら仏の智慧の光を放つ心持ちを起こさせ「示」
更に仏の明るい部屋に入って自分の小さい暗い心が大きくなるようにして「悟」
菩薩の行を心がけて皆を仏にする事です「入」

かくして一番根性の勝れた舎利弗さんを相手に一切仏になる原理
妙法の内容を意義ある人間生活の教えを説き顕しました
この時の理解者は舎利弗尊者だけで外の衆は未だ解らないので
此れから未だ未だ続きますが此れにて方便品はジエンド

追伸-偈文の終わる処に恭敬合掌礼とあります
くぎょうし合掌して礼拝するとあります
本宗の宗門運動である合掌礼はこれが基です
常に心がけたいものです 合掌礼
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