もうすぐお盆です

2022/08/10


 

身内の人が亡くなって最初に迎えるお盆を初盆、または新盆といいます。新盆は、にいぼん、しんぼん、ともいいます。初盆は一般に四十九日の忌明け前(中陰の間)にお盆を迎えた場合は、新盆は翌年になります。これは特に四十九日の間は、故人がまだ霊位として定まっていないと考えるためです。「死んで間もない新仏は、まだ仏教の供養で十分に浄化されていないので、これは特別の魂祭が必要になる。したがって精霊棚とか外棚、餓施鬼棚、門棚、水棚などとよぶ屋外の棚でまつられる。浄化されない霊は餓鬼とおなじ待遇をうける。お寺でする御餓鬼会には、餓鬼といいながら新仏をまつり、新盆の家族がかならず参るのは、理由のあることなのである。」これは、新仏は魂の浄化期間の最中にある霊だという考え方です。
初盆を迎える家では、親戚縁者が集まり、また灯籠
(盆提灯)を贈り、僧侶に棚経をあげてもらい、ねんごろに供養します。仏壇の前に精霊棚を設け、その前で読経するので棚経といいます。

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日蓮宗 妙栄山 法典寺
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