竹に短冊七夕まつり

2023/07/07

天の川の西岸に住む機織りの名手・織姫と、東岸に住む働き者の牛使い・彦星が、織姫の父親である天帝のすすめで結婚しました。
しかし、二人は仲睦まじくするばかりで全く仕事をしなくなってしまいました。
これに怒った天帝が、天の川を隔ててふたりを離れ離れにしました。
ところが、今度は悲しみに明け暮れるばかりで働かなくなってしまいました。
そこで、仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って再会することが許され、七夕になると天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、再会するようになりました。天の川をみてみると、なるほどなぁと思うはず。天の川に輝く「夏の大三角」(夏の大三角形)が七夕伝説を表しています。夏の大三角を形成している琴座のベガが織姫(織女星)、鷲座のアルタイルが彦星(牽牛星)、白鳥座のデネブが二人をとりもつカササギです。若い頃、函館の友人が七夕まつりの歌を唄ったのを思い出します。「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本ちょうだいな」と少しハロウィン的な感じが情緒あっていいですね。

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