住職ブログ｜先祖供養、水子供養、墓地、納骨堂をお探しなら宗教法人法典寺【各種祈祷、祈願も承ります】

2019/04/11

業者まかせの納骨堂経営は時として失敗するおそれがある。福井県某市の某寺院が平成２２年に負債を抱え「倒産」したと聞いて驚いた。まさかお寺が・・・と当時のようすを覧てみると、寺院住職が有限会社を新設しても関わらず、寺は納骨堂の仕事をそこに任せていて、ほとんど主体的に関与していなかったという。そもそも福井県でコンピュータ制御システムの自動運搬送式が必要であったかどうかも問題視される。都会の納骨ビルならばコンピュータ制御システムも機能して人の心をつかむが、田舎では今のところそれは通用しないとみるのが当然であろう。近年流行する巨大納骨堂は、その宣伝文句として「便利」「手軽」といったことを強調する。一般的な墓のように、掃除や草むしりなどは不要であり、ロウソクや線香なども寺院で用意されているので、それらを揃える必要もにない場合がほとんどである。故に山奥という立地条件の悪さを指摘する声は、最初からあったという。

業者まかせがすべて駄目かというとそれはない。都心などは上手く融合して経営上成功しているところは沢山ある。要は寺院側の姿勢ひとつで佳くも悪くも結果がでるもの。幸い当山法典寺の納骨堂は完全寺院経営であり、業者の入るすき間はない。契約をして納骨堂の新しいお墓を持てた人は、素晴らしい環境のなかで、子や孫に迷惑を掛けることなく、安心してご供養を任せられると満足の言葉を返して戴きます。この安心感が徐々に友人や親戚に広まり、口伝えで広報活動をしてくださいます。当山は交通の便もよく自家用車であれば行き来は安全で速やかな場所にあります。どうぞご来山ください。