富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「命について」

2019/04/12

「生きているとはどういうことか」どう考えますか?私たちは人間ですか人間のこと、自分のことを一番に考えます。そう考えるの最も普通ですが、地球に存在する様々な生き物がいるというところにも目を向ける必要があります。トンボもいればコオロギもいれば、犬猫も、ライオン、クジラも数えれば切りがありません。生命誌研究者・中村桂子さんによると、人間は生物学では「ヒト」と言います。ヒトという仲間がこの地球に登場したのは770万年前だと最近の研究でわかったとあります。発生の地はアフリカ北部で、祖先ただは1つなのです。その後いろいろな所に分かれ暮らすと、暑いところでは肌は黒い方が活きやすく、北の方の、日光が少ないところでは、白いほうが暮らしやすいですから、永い間にいろいろな姿になりました。地球上の生きものの中で最後に出てきたのが私たちヒトで、様々な冒険をして暮らしてゆく訳です。食事にしても、何が美味しいか、この草は、この魚は毒か毒でないか、それこそ生物学者だったはずです。

人間はヒトと言いましたが、「人」いう字はよく互いに支えあって、助け合う生きものというように表現します。深く考えると男性と女性が支えあうことで、新しい「人」の誕生がある。これを思い改めて先祖を振り返ると、父親、祖父母・・・・・・十代遡るとそこには1,024人が横並びでいるのだが、770万年前から流れ来たっていることを考えると「命」の重さを感じる。

今戴いている「ヒトの命」は自身の父母からバトンタッチされた尊いもの、親、祖父母のお陰です。ご遺骨を海に流したりしてはいけません、しっかりと墓で供養するのが私たち日本人の文化です。当山では、自然環境にやさしく清潔な納骨堂・永代供養塔で永遠に供養することができます。ここで「命」の大切さに感謝いたしましょう。合掌

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