富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「墓地のもちかた」

2019/04/16

富士宮市で亡くなられて丸4年たったAさん宅のHさんの息子さんSさんが訪ねてきた。Aさんのお墓は横須賀にありそこに埋葬されました。その後、家庭内でも法事などを重ねてHさんの居場所が不安定になってきたとSさんはいう。当時たまたま葬儀を頼んだ小衲と父であるHさんは学び舎が一緒の東京品川にある立正大学であった。僧侶の道を進んだ仏教学部とは別の学部学科の少し先輩の方でした。多分学生時代には何処かですれ違ったこともあるだろうと思いたくなる距離感の葬儀でした。

しばらくの間、お墓とは別だけれども葬儀をして貰ったと云う事で年に1度は当山に参詣されており今回で4回目となったSさん。話を聞くと、横須賀の墓地の相続の件で親子兄弟の間で多少の温度差や考え方の違いが生じてしまいHさんを別の何処かへ葬って欲しいと願いを請うてきた。そうであれば横須賀の墓地のA家に関係りある人たちの目の黒いうちに方向性を決めておいて、なるべく早めにお骨を動かす申請をするべく、話し合いを済ませなさいよ意見しておきました。もっとも本人もそれは理解しておりなるべく早めに行動を起こして、いずれは当山の納骨堂と永代供養塔に世話になりたいと約2時間の話しあいを終えた。

世間を見渡すと、このような事例は相当あり、これが根元で親子姉弟間のいざこざが生ずると聞き及びます。お墓がこれだけお荷物になってしまうのは何故だと鑑みるに、ずっと続けていかねばならぬ体力の低下があげられる。この体力とは信仰心より、その前の親や先祖を思う気持ちの淡白性が大分落ちてきたのだと思う。そういう世の中に変わってしまった事実。

この事実を踏まえて出来上がったのが当山の納骨堂・永代供養塔です。時代に適合した新しお墓を是非お求め戴き、生活の安心感をお求めください。合掌

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