富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「何時かは墓じまい」

2019/04/26

改葬とは墳墓に埋葬されている遺骨を別の墳墓に移して供養することを言う。転居で墓の管理ができない場合など、墓を自宅の近くの墓地に改葬して管理・供養を続けることができる。改葬の手続きは、墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)第2章に定められており、自分の家の墓であっても自由に遺骨を持ち出すことはできない。つまりお墓の引っ越しである。この場合墓石全体をそのまま移転するものではなく、墓石の下のカロートの部分に納められている遺骨だけを取りだして運び出し、新たな霊園だの納骨堂または永代供養塔に納めることを意味する。

都立霊園の状況をみると、過去5年間で無縁になってしまったお墓(遺骨)の改葬した数が1,100件というから、1年で220件。つまり、2日に1件以上が「無縁改葬」されているということになる。ここで改葬された元の場所(墓)は再販売(貸付)となる。人気のある都会の霊園なら全く問題にならないが、地方はでは深刻になるところも出てきている。

平成になって間もなく、団塊の世代が亡くなる時期が来る頃になると、日本中がお墓だらけになるという情報もあった。しかし現状をみると墓じまいを進めて、夫婦揃って永代供養塔に納まりたいという傾向が高まってきている。これまでの一族血縁社会でのお墓がもっていた「永続性」などは自然と薄らぎ、逆に「無縁化」へと移り変わっているのが事実です。現代に適合した新しいカタチのお墓は当山にあります。是非ご覧下さい。

 

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop