富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「薬草瑜品第五」

2019/11/05

 三(さん)草(そう)二木(にもく)の譬えを説きます。
この世にはあらゆる土地に種々様々な樹木があります。名も形も総て別々に生えているけれども、その土地は一つであり受ける潤いも雨ひとつ、然し受ける草木には小、中、大の薬草(三草)があります。また小、大樹の違いがあるけれど(二木) 大なり小なり平等に潤いを満たされます。草木は種々あっても同一仏性の根ざす処は同じであるから、聴く人は人によって色々あれども結局は皆仏に成れることをさします。まこと巧みな譬えです。
 人に例えるなら幼児・大人・老人そして男女の別があり、その時の置かれた環境はそれぞれ異なります。その場の意識を忖度しつつどうして前へすすむのか悩み考えます。
佳くも悪くもその人本人次第なのだけれど、「そこに仏あり」 が基本です。生き方を説くのが法華経です。毎日流れるニュースを聞くに付けても三草二木をよく理解する事が大切です。ありがたいじゃありませんか。

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