富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「自然災害」

2020/10/16

いつの世でも地震、大雨など何処かで必ずに被害のニュースを目の当たりにいたします。新し記憶では、東日本大震災のあと、ガレキの中を太鼓を打ち行脚する僧、托鉢姿で鈴を振る姿が、地元の新聞に大きく掲載されました。外野の我々は遠方から只お祈りするだけでしたが、回向、祈願は届いているものと信じております。当時、火葬場の受け入れ能力を超えたため、大勢の犠牲者を仮埋葬する事となり、各仮埋葬地域では、当地の地域仏教会を挙げて一日に何度も読経の奉仕を行われていたと聞き及びました。

火葬場近くの寺院僧侶は各々火葬場に詰め切りで、遺族の意向を確かめながら読経奉仕を行ったことも知られています。本当に辛かったかともおもいますが、互いに寄り添う気持、これが心のソーシャルディスタンスだったといえるでしょう。

また、漁村は仕事の都合で住居が浜辺に建てられて、避難所に指定された集会所も住宅に建てられていたようです。津波がくるとなると、人びとは高台の寺院へ避難することが口伝えに習慣付けられており、寺院の多くが急遽「避難所」に活用されました。

静岡県もこれらを視て、仏教会での取り組み方を葬儀会社と話あい、勉強会、検討会を開いて研修しました。ここ富士宮市でも寺院の活用方法として各寺院の駐車場を活用してもらう事を取り付けました。いつ何処でおこるか解らない自然災害です。どのように手を取り支え合うか常日頃の研鑽が大切です。心得ましょう。

彌勒の丘の彌勒菩薩さまを参拝下さい。心も先祖も救われます。合掌

お問い合わせ

お問い合わせやご質問等についてはこちらよりお願いいたします。
また、毎月の鬼子母神講(毎月8日 午後7時)や七面さま講(毎月18時 午後2時~)へのご参加も
心よりお待ちしております。

日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
Tel.0544-66-8800
Fax.0544-66-8550


pagetop