富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「仏教」

2020/10/19

お釈迦さまはの時代、修行者は常に三衣一鉢(日本の僧侶の袈裟に当たる布と下衣や衣、食器)のみを所持して、托鉢で食事の喜捨を得て、布施に応じて説法がされていました。しかし、インドの一年は大きく乾季と雨季に別れ、大勢の弟子たちが付き従うようになると、乾季に托鉢で過ごすには不都合なのですが、雨季には困難なことも多かったのでした。

そこで、篤信の有力者から雨季に僧団が修行できる精舎(僧院・お寺)が寄進されるようになり、第一号として「竹林精舎」がしられており、他にも「祇園精舎」が有名です。中国や日本に伝わった仏教は、寒冷地でもあり、早くから有力者の援助もあり、僧院に在住する修行が中心となりました。また、インドからタイやミャンマーなどへと伝わった南伝仏教は「上座部仏教」と呼ばれています。お釈迦さま在世時代の修業形態を色濃く伝え、修行によって解脱を目指す仏教です。昔は小乗仏教ともいいましたが、今は使いません。さらに中国やチベットなどへ伝わった北伝仏教は「大乗仏教」(大きな乗り物)を掲げ、すべての人々の幸せを祈ることを色濃くした素晴らしい仏教でした。

上座部仏教と大乗仏教、出何処は同じながら出て行った経典、経路、環境等々の違いから視点観点様々に隔たりが出来た。とまれそれらの発展した経典は当地の民族に適合した教えである。どちらが正しいのではなく、その地に合っていると理解したよいのが解る。日本に生まれて本当に佳かったと思う。

彌勒の丘・納骨堂・永代供養塔は法華経とお題目が中心です。彌勒さまに是非お参り下さい。

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