富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「仏教伝来」

2020/10/22

日本へ仏教が伝わったのは西暦538年といわれています。聖徳太子は十七条拳法の第二条に「篤く三宝を敬え」と顕し、国を平等に治めるために仏教を積極的に用いました。「三宝」とは仏宝・法法・僧法で俗に「ぶっぽうそう」といいます。また、各地に寺院が建立去れ様々布教の拠点としましたが、全国的に国分寺を建て仏教国の柱を築き挙げました。

その後奈良時代には伝教大師最澄が天台宗比叡山を、弘法大師空海が真言宗高野山に与え、奈良の仏教寺院として、国家の安寧を祈らせました。仏教が庶民の宗教となってゆく道を作ったのは、法然上人(浄土宗)親鸞聖人(浄土真宗)道元禅師(曹洞宗)栄西(臨済宗)そして我が宗祖日蓮聖人である日蓮宗が、庶民の生活に即した独自の布教を開始しました。これが鎌倉仏教です。

抑も日本に伝来した仏教は稲作中心の伝統がはぐくんだ、死者を丁寧に弔い、先祖を敬う精神と深く結びつきました。特に鎌倉時代に興った諸宗派は、その庶民へ浸透する過程で、死者を丁寧に弔い、先祖を敬う行為と深く結びつき、人びとの生活に広く馴染んでゆきました。

しかし、江戸時代に入ると、寺院は死者の弔い、先祖を担うとともに、「寺子屋」としい言葉が残っているように、地域における教育や福祉、文化の拠点としての役割を担ってきました。また、「檀家制度」と呼ばれる仕組みで、お寺が行政機関の権限を行うようになり、お寺と地域住民の生活に更に結びつくようになったのでした。

とまれ彌勒の丘は地域密接を基本に、納骨堂・永代供養塔を取入れ新しいお墓のカタチを築きました。是非お参り下さい。

 

 

 

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