富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「世界平和」

2020/11/15

ウイルスに感染すると、最悪の場合は死にいたります。芸能人或いは著名人が亡くなられると、マスコミが容赦なく報道を続けます。不安感は膨れあがり恐怖心が増大します。必要な報道ではあるものの、テレビ局によって多少伝わり方のズレもあるのも事実です。そうしたリスクこそ、コロナ禍がもたらす「第一の不安」です。一方でウイルスの流行がきっかけとなって、みずからが作りだしてしまう「第二の不安」もあります。

コロナ禍、春先にマスクが買えないことでイライラしたのは、自分の「むさぼりの心」がもたらす不幸です。感謝すべき医療関係者に偏見の目を向けてムカムカした記憶もあるでしょう。これが「いかりの心」から発生する不幸です。時として根拠のない情報に振り回されてオロオロするのは「愚かな心」による不幸です。

自分の作る不幸は、自分で小さくするしかありません。仏の教えは他者の幸福を優先し、それを「利多りた」と称して尊びます。その精神を発揮して、むさぼるのではなく相手と分かち合い、怒るのではなく感謝の気持ちで応え、愚かな独りよがりの行動を慎んで広く人びとの幸福を祈るのです。それが「法華経」にあり、「お題目」には法華経の教えが全て備わっております。宗祖日蓮聖人が世界平和を先ず第一に上げられたのも「利多」の顕れです。その第一歩は自分、夫婦、家族が規則正しく、克つ清潔に得に今はマスクを放さないことが肝心です。家から一歩でも出るときはこのことを念頭に置きまょう。

 

 

 

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