富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「あと50日」

2020/11/21

今年もあと50日です。「嫁が君」とはネズミ、「初烏」とはカラスを指す新年の季語です。穀物を食い荒らすネズミは迷惑な動物ですが、幸福をもたらす大黒さまの使いとされていますので、立派な神さまの眷属なのですでもあります。正月の三が日に限ってネズミを「君が嫁」と親しく呼び、元旦に鳴くカラスを「初烏」と称して愛でるのは、ネズミとカラスの良い面に光りをあてて縁起をかつぎ、目出度い正月を祝うものです。サッカー日本代表のマークは八咫烏ヤタガラスですからね、佳いイメージを持つことが大切です。

それにしてもコロナウイルスは、私たちの生活を一変させました。外出を控えることが叫ばれ、家に籠もる日が続きました。いま第3波が、身近な処から、市、県、国、世界中を包囲しています。どんな場面でも不便や苦痛を伴い身心ともに清々することはありません。とはいえ、そうした生活に光りをあてれば、違った一面も見えてくるはずです。「今こそ立ち止まって、自分を見つめ直すチャンスだ」と、この状況を逆にプラス思考でとらえてみたらと思います。みずからを直視すれば、初めて気づくことが、山のようにあるはずです。

いま報道で盛んにいわれている事で、コロナ禍生活での「ブレーキ」と「アクセル」の問題は、その人の立場、立ち位置によって違いがでています。結局は個人が如何に把握して、動くかに限られます。人それぞれのブレーキをしっかりと操作できるようになることです。日本人には絶対できることです。止まない雨と一緒で、コロナ禍もかならず終わりがきます。上図に生きる術を学ぶいい経験になるはずです。

 

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