住職ブログ｜先祖供養、水子供養、墓地、納骨堂をお探しなら宗教法人法典寺【各種祈祷、祈願も承ります】

2020/11/24

新型コロナウイルスは、目に見えません。その恐怖が、憎悪や偏見を助長させ、いま再び日本中が震え恐れています。今春の非常事態宣言はもう嫌だとは医者も政治家も思っているでしょう。色々なアイディアを次から次へと出してくれますが、直ぐに納得出来ないものもあります。

小池知事は、会食の機会も多くなるこの時期に、改めて会食時の対策を徹底していただきたい」と語り、「5つの小」と書かれたボードを取り出した。「会食は是非『少人数』。できれば『小一時間』。『小声」で楽しんで、料理は『小皿』に分けて、『小まめ』に換気や消毒をしていただく』。5つの小を合言葉にして、感染防止対策の徹底をお願いします」と呼び掛けた。さらに「加えて、こころづかい。いまも医療現場の最前線で必死に尽力されている医療従事者へのこころづかいも決して忘れてはならない」とも語った。

さて、お釈迦さまならば何とお示しかと考えると、「正しく語り、正しく行動することが大事」ことに八正道を全うしなさいということです。例えば、障害物がおちているとしましょう。邪魔だと怒りを爆発させ、誰が落としたんだと文句をいい、渋い顔で横を通ることもあります。あるいは、転ぶ人がいたら大変だと心配し、気を付けて下さいと丁寧に声をかけ、手を伸ばして片づけることも出来ます。憎悪や偏見を除くには、お釈迦さまの教えを実践するまが近道です。正しく考え、正しく行動すればいいことです。様々な情報をしっかりと把握して、よく考えて行動すればコロナ感染は確実に減るでしょう。恐々謹言