富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「鎌倉時代」

2020/12/06

学問中心で、鎮護国家や天皇、貴族のための奈良仏教から、比叡山や高野山で仏教を学んだ僧侶たちが、民衆救済の仏教を説くようになりました。特に難しい教義ではなく、誰にも解りやすく、実践しやすい信仰方法で、毎日の生活のなかで行える仏教が広まってゆきます。

そこで悪人正機を説く親鸞聖人や、踊りながら念仏を唱える一遍上人などが、民衆の中に広まってゆきました。それを視て我が宗祖日蓮大聖人は、間違った教えを信じてはいけないと思い、釈迦牟尼如来の本当の教えである妙法蓮華経弘めることを誓いました。そこで顕したお題目が「南無妙法蓮華経」で、これを受持するならば、前世安穏後生善処は疑いないものであると弘め始めました。

また、時代とともに新しい仏像彫刻のスタイルも変化してゆき、多くの仏師がいました。それが有名な運慶を初めとする慶派といわれる仏師集団です。この時代には躍動感あふれる多くの仏師が造られたお寺に納められました。

当山の彌勒菩薩さんは、2年ほど前に納骨堂(彌勒堂)が落成された折に、京都の仏師・宮本我久師に依頼をして出来たお像です。視るからに美しく、静かな躍動感も伝わってくる素晴らしい彌勒さまです。是非、納骨堂・永代供養塔にお参り下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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