富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「葬儀」

2020/12/12

鎮護国家としての担い手としてはじまった日本の仏教も、現代で死者供養と現世利益を祈る場として寺院が存在しています。昭和に入り宗教法人法が制定され、一寺院は一宗教法人化が制定されました。江戸から始まった寺請制度は檀家制度と名を変え、多くの寺院が墓地を持ち、寺院を運営するようになり寺院のありかたも大きく変化をしました。修行の場としてよりも、檀家という限られた方々を対象にするようになりました。寺院は仏法を説く場ではなく、仏事といえば葬式と年忌法要と変わっていきました。

しかし、東日本大震災を体験した私たちは、死者供養の重要性を再確認しました。大切な人を失った悲しみに寄り添い、整理し、未来へと気持を向かわせるために葬儀が必要だったのです。亡くなった人が成仏する。その思いを形にするのが葬式なのです。ご遺族にとって、お寺がご遺骨を預かってくれることがどんなに救いになったことでしょう。毎日、読経を聞いてご回向を戴けることによって安心を得たことと思います。

仏教は形を変え、その土地の週間や風習を取り入れ変化し生き残ってきました。いまや葬儀は仏教の中で大変重要な位置を占めます。春と秋の彼岸には、ご先祖さまのお墓参りにゆき、夏のお盆には精棚を飾りご先祖さまをお迎え致します。毎月の命日にはお墓参りをしている人か多いと思います。その行いは、私たちは先祖とともに生きているということです。私たちを守ってくれる、その先祖に感謝するのが法事の一大事です。つまり、菩提寺は私たちを見守ってくれるご先祖に会う場所であり、感謝の気持ちを伝える最高の道場なのです。

是非、彌勒の丘・納骨堂・永代供養塔「法典寺」にお参り下さい。

 

 

 

 

 

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日蓮宗 妙栄山 法典寺
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