富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「除夜の鐘」

2020/12/19

もうすぐ体験したことなない年末年始を迎えることとなる。通常のクリスマスは一般家庭で「ケーキを食べる日」となっていて別に十字を切る訳でもない。お寺には大黒尊天がいて暮れに大祭を行います。檀信徒の家でお祀りする大黒さまを当山に持ち寄りご祈祷をいたします。冗談で「ブラックサンタ」などいいます。お祭りでは南無摩訶迦羅大黒福寿尊天と申し上げますが、クリスマス風にいうとハッピーマハーカーラとでもいいましょうか。冗談すぎましたが・・・。

されど今年はコロナ禍で非常事態宣言の一つ手前の行動をしなければいけません。何事も緊張感を保ちつつ、密になることは成る可く避けて安全に進めて参ります。

除夜の鐘なども一時期、うるさいから止めて貰いたいと進言され止めてしまったお寺もあると聞き及んでおります。それはそれで賛否もあるでしょうが、此度は何処も止めはしないだろうけれど、縮小は避けられない事と察します。だけど本心でいうならば多くの人が参加をして鐘を思いっ切り突いて、新型コロナウイルスを消滅させてもらいたいなと思います。参加できなくとも素晴らしい「鐘の音」を聞いてコロナに負けない力をみんなが持てたら素晴らしいことだと思います。

そもそも除夜の鐘の「除」とは一年の最後の日のことで、古いものを捨てて新しいものを迎えるという意味があります。ですから大晦日の最期の夜という意味が除夜なのです。その時には耳をすまして聞いて下さい。近く、遠くで美し鐘の音がするはずです。お祈りください「コロナ禍退散」と・・・。

 

 

 

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