富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「まずはご覧ください」 

2019/04/14

葬儀を終えてから当山にお出での方が時折いらっしゃいます。たまたま知り合いを通じてお寺を紹介されて葬儀だけ済ませる。葬儀業者に依頼してそこの契約寺院で葬儀を済ませ、お骨は自宅において保管している方々です。何霊位か納骨堂に納めましたが、出来る事なら事前に当山の新しいお墓のカタチを見学をしておいて欲しかったと思います。私たちは必ず老いて病んで亡くなってゆくと決まっており、誰しも遅かれ早かれ必ずお墓に納まることになっています。散骨だとか樹木葬だとか言いますが、わたしはそれを捨骨と呼びます。自然に帰すといいあたかもきれい事にしていますが、これは捨てているだけです。当山の納骨堂と永代供養塔には毎日毎朝、住職が懇ろに法華経の法味言上して日蓮宗の正行である南無妙法蓮華経を唱えてご回向申し上げております。お寺の外墓地には本堂で上げるお経をもってご回向をしますからそれはそれで佳いとしても、散骨は捨骨でしかありません。

いずれにしても上記のような方々の対応は話し合いによりますが、基本的にはお受けするように努力しています。放っておいたらそれこそ捨骨になりかねません。駅のローカーに置き去りにされる事を考えると何とかしてやらねばと思います。此度、納骨堂の扉を開いたことによって現代の墓の悩みがジワジワと伝わって参ります。現在何れかのお寺の檀家ではない、殆どお宅(家)がお寺にゆき今後の相談をしないので、このような事が起こるわけです。まずは元気なうちに当山法典寺を覗いて話をお聞きください。先に済ませるのは葬儀ではなく、納骨堂の納骨壇を決めることです。これが人生最後の幸せになります。

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日蓮宗 妙栄山 法典寺
〒418-0023 静岡県富士宮市山本371-1
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