富士、富士宮、納骨堂と永代供養塔「昔の葬儀」

2020/01/22

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昭和59年にヒットした伊丹十三さんの映画『お葬式』がある
バブル景気に湧く直前のもの
小衲が丁度デビューしたての頃の話
はじめて葬式を出す家族が
「何でこんなことやんの」
という気持ちがコミカルに描いている
死者を送る儀礼が表現されていた
関係者がみんなで送る
昭和の葬儀はこうだった

結婚式場は無くなってもセレモニーホールまだ増えている
ごく近い親戚のみの葬儀
病院から火葬場に直葬するものが急増している
隣保班が手伝う事は絶滅寸前になってきている
有名人でさえも密葬のみにしてそれで伏してしまう
なんとも寂しい平成の葬儀

子供達に迷惑が掛かるので私の時は最小限で質素にやって欲しい
と言うから子供達がそのようにすると
葬儀が終えた翌日から訪問者が沢山来て困ったって事を何度か聞いた事がある
故人を送るときに派手にする必要はないが世間一般に自然に伝える義務はあると思う
生まれた時にはみんなでお祝いするのだから
亡くなった時にもみんなでお送りするのがいいに決まっている
別れを悼んで一人ひとりの胸の中で共に生き続けてもらう
死を見つめることで自分の命の尊さが理解できる
葬儀ってそう言う場所なのだと感じます 合掌

 

 

 

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